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住宅の維持費はどれぐらいかかる?費用の目安と内訳の紹介

注文住宅の維持費はどれぐらいかかる?費用の目安と内訳
  • 住宅の維持費ってどれぐらいかかるの?
  • どんなものに維持費がかかるのか知りたい。

住宅を購入した後は何年にもわたって住宅ローン支払いを行います。

ただし、住宅購入後は税金や修繕費用、保険料などを自分で維持費を負担していく必要があります。

もしかすると、住宅購入後に維持費がかかること自体を知らない方もいらっしゃるかもしれませんね。

住宅を購入したけど維持費が払えない。生活が苦しくなってしまったということが無いように、しっかり内容を理解をしておくことが大切です。

この記事では、維持費の内訳や何年でいくら必要になるかを紹介していきます。

目次

一戸建ての維持費は年間約40万円

持ち家の維持費は年間30~40万円かかると言われています。

維持費の内訳は「税金」「保険料」「修繕費」の3項目。

持ち家の所有期間を30年間と考えた場合、維持費の内訳は以下のようになります。

  • 税金:300万円
  • 修繕費:800万円
  • 保険料:80万円

※ここでの費用は一般的な相場です。
※家の広さや仕様、住んでいる地域によって金額は変わってきます。

固定資産税と都市計画税は毎年支払います

固定資産税と都市計画税

固定資産税と都市計画税は、各市町村から毎年4月~6月頃に振込用紙と納税通知書が送られてきます。

支払いは6月、9月、12月、2月の4回に分ける方法と、一括支払いのどちらかを選択。

一括支払いをしても割引はありませんので、支払いしやすい方を選択するとよいでしょう。

固定資産税

土地、建物を所有していると課せられる税金です。

固定資産税評価額×1.4%=固定資産税額

土地の広さや建物の大きさによって変わりますが、年間6万円~10万円前後の固定資産税を納税します。

都市計画税

都市計画法による、市街化区域内にある土地と建物が課税の対象となります。

固定資産税同様に土地や建物の評価額によって金額が変わります。

固定資産税評価額×0.3%=都市計画税

年間2万円~6万円前後の都市計画税を納税します。

市街化区域に属さない地域では、都市計画税は不要になります。
課税対象か確認するには、自治体の課税課に確認をしてください。

主な修繕費の項目と相場

住宅の修繕

一戸建ての修繕費用は30年で550万~800万円かかると言われます。

築10年たったころから、徐々に修繕費が必要になってきます。

修繕費の中で一番高いのは外壁塗装で、10年~15年で約100万円の費用がかかります。

他にもキッチンやトイレ、壁紙やフローリングなど、各箇所に修繕費用がかかってきます。

家を30年間維持するとして、800万円の修繕費を月額にすると2万2,000円の計算になります。

毎月、2万2,000円の積み立てをしておくと安心です。

主にかかる修繕費の内訳と、修繕が必要になる築年数を表にまとました。

項目年数1回でかかる費用30年でかかる費用
外壁10-15年ごと80-100万円160万円
屋根10-15年ごとに点検
(スレートは10年ごとぐらいに点検)
40-80万円
※塗り替え費用
80万円
壁紙汚れが気になったら40-50万円40万円
フローリング点検:5年ごと
張替:20年
15-20万円
※6畳あたり
22.5万円
水栓・配管点検:5年
取換:20年
50-100万円75万円
キッチン10-15年60-90万円120万円
洗面台10-15年20-30万円40万円
トイレ20-30年15-20万円15万円
ユニットバス20年70-80万円105万円
給湯器7-15年15-20万円30万円
シロアリ対策5年ごと点検20万円120万円
合計:807.5万円

一戸建ての保険費用

火災保険

一戸建てを購入するときは、火災保険や地震保険に加入することが一般的です。

10年契約で10万円前後、5年契約で5万円前後の契約料が相場です。

住宅ローンを申し込む場合、火災保険への加入が義務付けられることがほとんどです。

また、火災や水災、風害のリスクに対応できるよう、火災保険に加入します。

参考記事:住宅に必要な保険の種類と補償範囲

※2022年10月以降から、契約期間が最長5年に短縮される予定です。

一戸建ての維持費を抑えるには?

一戸建ての維持費は、長い目で見ると大きな金額になってきます。

少しでも維持費を抑えるために、いくつかコツをまとめました。

耐久性や断熱性の高い材料で家を建てる

注文住宅など新築で一戸建てを建てるときは、メンテナンス負担が少ない材料を選ぶと節約につながります。

建築時に価格が高めであっても、耐久性があれば将来的なメンテナンスを減らすことができます。

メンテナンス回数を減らすことができれば、修繕費の節約になります。

キッチン、浴室などの水回り、外壁など修繕費用が高い部分は、建築前に耐久性を確認しましょう。

建築時の費用を抑えたいからといって安い材料を選んでしまうと、将来的に修繕費用が高くつく結果につながります。

また、断熱性能が高い材料を選ぶことで毎月の光熱費を抑えることにもつながります。

後から断熱材を入れ替えることは難しいため、設計段階から断熱性能について建築会社に確認をするとよいでしょう。

最近はZEH住宅の基準を満たした家づくりをしているハウスメーカーが増えてきました。

省エネによる光熱費削減の観点からZEH住宅が建てられるハウスメーカーを選ぶのも一つの手となります。

修繕の依頼先を個人店か工務店にする

修繕をするとき、依頼する業者によって金額が大幅に変わることがあります。

業者は大きく分けて3つ。

  • 個人店
  • 工務店
  • 修繕の仲介会社

修繕の仲介会社に依頼をすると仲介手数料が取られるため、費用が高くなってしまいます。

手数料がかからない個人店か、工務店に依頼をすることで費用を抑えることができます。

修繕費は業者によって価格が変わることが多く、一カ所だけに依頼をすると損をすることがあります。

修繕の検討をするときは最低3社に見積もり依頼をし、内容とコストを比較をしてから決めることをおすすめします。

施工方法や使用する材料、価格を比較して納得のいく修繕工事をしてもらうことが大切です。

修繕をこまめに行う

家を建ててから長期間なにもしないで住み続けると、劣化や破損が大きくなっていきます。

気が付いたときには、大きな修繕費がかかってしまう事態になっていることもあります。

早めに修繕を行うことで工事の規模や工期が少なく済みます。

トータルの修繕費を抑えることにつながりますので、定期的に住宅のチェックをするようにしましょう。

修繕を自分で行う

外壁塗装を業者に依頼すると、50万円~100万円の修繕費がかかりますが、自分で塗装ができれば20万円程度に抑えることができます。

最近はホームセンターや通信販売で道具を購入することができます。

ただし、塗装にムラができたり、事故を起こしてしまうこともありますので、自身のない方は業者に依頼しましょう。

シーリングライトやカーテンレールの交換、部分的な壁紙の貼替などは比較的簡単に対応できます。

簡単な修繕を自分で行えば、その分の費用は抑えることができます。

住宅の維持費は毎月どれぐらい積み立てる?

マイホームで末永く暮らしていくには、メンテナンスが避けられません。

住宅を30年維持する場合、主に以下の維持費がかかります。

  • 税金:300万円
  • 保険料:80万円
  • 修繕費:800万円

毎月2.2万円の修繕費用の積立をすると安心です。

注文住宅を建てる前に、将来の修繕費用を見込んだ資金計画をたてることをおすすめします。

大きな修繕工事が必要な事態にならないためにも、定期的に住宅のチェックをしましょう。

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