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ハウスメーカーのアフターサービス保証がひどい?失敗しない選び方とおすすめ5社

ハウスメーカーのアフターサービス保証がひどい?失敗しない選び方とおすすめ5社

工務店よりハウスメーカーを選ぶ場合、安定したアフターサービス保証を理由に挙げる方も多いのではないでしょうか。

ですが中には「ハウスメーカーの対応がひどい」の声も聞こえてきます。

  • ハウスメーカーのアフターサービス保証では具体的に何をしてくれる?
  • 安心してアフターサービスを任せられるハウスメーカーは?
  • 家を建ててから後悔したくない!

そこで本記事ではハウスメーカーのアフターサービス保証について詳しく解説します

アフターサービス面でハウスメーカーを比較するポイントや、具体的におすすめ5社もご紹介するのでぜひ参考にしてください!

この記事はこんな人が書いています

吉本えり

■略歴

大学院まで建築学を専攻し、ハウスメーカーでの実務経験を経てWebライターとして独立。

■主な保有資格

  • 二級建築士
  • 福祉住環境コーディネーター2級
  • 整理収納アドバイザー1級

■主な実績

インテリアメディア記事執筆、住まいのコラム執筆など。詳しくは吉本えりポートフォリオを参照ください。

https://eriyoshimoto.edire.co/

目次

ハウスメーカーのアフターサービス保証とは

ハウスメーカーのアフターサービス保証とは

まずはハウスメーカーのアフターサービス保証とはどんなものか、関連する法律も交えて解説していきます。

新築住宅は法律で保証が義務づけられている

ハウスメーカーをはじめとした住宅施工会社は、通称「品確法」と呼ばれる法律を守らなければなりません。

新築住宅に致命的な欠陥が見つかった場合、施工会社が保証するよう定めた法律です。

品確法で定められた保証内容

保証期間:引き渡し後10年間

保証範囲:

  • 構造耐力上主要な部分(基礎、壁、柱、梁、床など)
  • 雨水の侵入を防止する部分(屋根、外壁、開口部など)

つまり引き渡し後10年間は、施工不良が原因の構造や雨漏りに関する不具合をハウスメーカーが無償で補修してくれます。

住宅は一生モノの高価な買い物なのに、施工不良で床が傾いていたり雨漏りがしたら困りますよね。

品確法のおかげで、購入者は欠陥住宅のリスクから守られています。

参考:国土交通省「住宅の品質確保の促進等に関する法律(通称「品確法」)」

ハウスメーカーが倒産したらどうなりますか?

大丈夫です!
保証機関が代わりに対応します。

ハウスメーカーは廃業・倒産したときのため、保証金の供託もしくは保険の加入で備えており、もしものときは保証機関が代わりに保証します。

「住宅瑕疵担保履行法」という法律でハウスメーカーに義務づけられているので安心してくださいね。

参考:国土交通省「住宅瑕疵担保履行法について」

ハウスメーカーのアフターサービス保証の例

法律で定められた10年保証に加え、ハウスメーカーでは独自にアフターサービス保証を用意しています。

一般的なハウスメーカーでは以下4つの内容を提供していることが多いです。

長期保証制度

長期保証制度は、法律で定められた10年を上回る保証期間を設けたサービスです。

保証期間中に施工不良が原因と考えられる不具合が見つかれば、ハウスメーカーが無償対応します。

対象範囲は構造や雨漏りに関する部分はもちろん、住宅設備や内装も保証してくれるハウスメーカーもありますよ。

日本の住宅の平均寿命が30年といわれているため、30年間まで保証するハウスメーカーが多くなっています。

定期点検サービス

引き渡し後、数年単位で定期点検を行うサービスです。

住宅の不具合は目に見えないところで進行している可能性があり、定期的に専門家の目で診断する必要があります。

  • 外壁の塗装ははがれていないか
  • 屋根や太陽光パネルに劣化や不具合はないか
  • 床下に腐朽やシロアリ被害の兆候はないか

また雨樋のつまりの清掃など、普段はなかなか手の届かない場所のメンテナンスも提案してくれることがあります。

補修履歴の管理

ハウスメーカーでは一般に、住宅ごとに何年目でどのような補修を行なったか記録しています。

工務店とは異なり部署が細かく分かれていることも多いので、情報共有がしやすくなるためです。

また「数年前にも雨漏りで補修している」といった異変にも気づきやすくなります

竣工年数から外壁塗装や設備の更新時期が把握できるので、適切な補修計画を提案してもらえますよ。

トラブル対応窓口

  • 急に雨漏りしてきた
  • 給湯器のお湯が出ない
  • 扉が動かなくなった

このようなトラブルが起こったときのために、ハウスメーカーはカスタマーセンターなどのトラブル対応窓口を設置しています。

住宅は屋根材メーカー、内装会社、設備メーカーなど複数の業者が関わっているため、不具合が起こったときにどこに問い合わせれば良いかわかりません。

ハウスメーカーに窓口が一元化されていれば、迷わず連絡できますよ。

ハウスメーカーのアフターサービス保証がひどいと言われる理由

ハウスメーカーのアフターサービス保証がひどいと言われる理由

なぜハウスメーカーのアフターサービス保証がひどいとの口コミがみられるのでしょうか?

主な理由を3つ解説していきます。

契約前・引き渡し時の説明不足

アフターサービス保証でトラブルが起こる原因の多くは説明不足です。

  • 保証期間なのになぜか有償修理になった
  • 打ち合わせと違う仕上がりなのに対応してもらえない
  • 点検だけでお金を取られた

例えば「60年長期保証・点検サービスつき」と書かれた下に、小さく「10年目以降は有償」と記載されていることもあります。

注文住宅づくりは手続きが複雑でハウスメーカー担当者も忙しく、細かい点まで全て丁寧に説明するのは難しい側面もあります。

とはいえ実際に保証が必要な場面になって初めて気づくと、だまされた気持ちになりますよね。

担当者との認識のずれ・説明不足からハウスメーカーへ不信感を抱く方が多いです。

アフターサービスの委託先業者の質

引き渡しまでは行うものの、アフターサービスは代行会社に業務委託しているハウスメーカーも少なくありません。

アフターサービスの専門家目線で点検などを行えるメリットがあるものの、代行会社とハウスメーカーの間で情報共有不足になりやすいです。

引き渡しまでは手厚いサポートで安心していたのに、担当者が代わり急に対応が悪くなったとの声が複数みられます。

アフターサービスの体制やフローがどうなっているかも含めてハウスメーカー選びをする必要がありますね。

ハウスメーカー担当者の質

  • 不具合で問い合わせたのに返信がない
  • 施工不良の疑いがあるのに「そんなものです」で済まされた
  • 営業担当に連絡したら「部署が違います」と返答された

このように残念ながら対応が雑なハウスメーカー担当者が一定数いるのも事実です。

年間何十棟もの注文住宅を施工していると、1棟1棟の家を軽視してしまいやすいためです。

営業担当者は引き渡しが終われば次のお客様の対応に追われていきます。

アフターサービス担当者も年間何十棟と担当していれば、1件1件に時間をかけられません。

結果アフターサービス対応を後回しにされ、住宅購入者が不快な思いをすることになります。

アフターサービスで失敗しないハウスメーカーの選び方

上記トラブルに巻き込まれないためにも、アフターサービス面でハウスメーカーを選ぶポイントを解説していきます。

家を建ててから後悔しないよう、しっかりチェックしておきましょう。

アフターサービスの保証期間をチェック

まずは引き渡し後何年間まで保証延長できるのか確認しましょう。

住宅の不具合は年数が経ってから見つかることも多く、修繕に大きな金額がかかる可能性があります。

長ければ良いというものでもありませんが、ライフプランを考えて住み続ける間はきちんと保証してもらえるハウスメーカーを選びましょう。

目安として大手ハウスメーカーの保証期間(基礎・構造躯体を対象)は以下のとおりです。

初期保証延長保証
積水ハウス30年永年
大和ハウス30年最長60年
住友林業30年最長60年
ヘーベルハウス30年最長60年
三井ホーム10年最長60年
セキスイハイム30年最長60年
パナソニックホームズ30年最長60年
ハウスメーカーの保証期間

また保証延長するための条件も忘れずチェックしてください。

例えば延長保証には10年ごとの有償点検を受けることを条件とするハウスメーカーが多いです。

延長保証の長さだけで選ぶとトータルコストが大きくなるかもしれません。

アフターサービスの保証範囲をチェック

次にアフターサービスの保証範囲をチェックしましょう。

ハウスメーカーごとに何を対象にするか、何年まで保証するかは異なります。

トラブル発生時に高額補修になる可能性が高い、以下の内容が含まれているといいですね。

  • 基礎や外壁など構造躯体
  • 屋根や窓周りなど雨漏りに関連する部分
  • 水廻り設備・電気設備
  • シロアリ被害
  • クロスや建具など内装

見落としやすいのが保証の適用条件です。

一般的には無料または有料の点検が必須条件とされています。

条件に満たない場合は保証対象外で有償対応になる可能性があるので、事前にチェックしておきましょう。

アフターサービスの体制をチェック

ハウスメーカーのアフターサービス体制がどうなっているか注目してみてください。

  • 専用の窓口が整備されている
  • 窓口対応が24時間365日である
  • オンラインで相談できる など

トラブルがあったときにすぐ相談できるかは大切にしたいポイントです。

細かく調べるなら営業所の場所もチェックするといいですよ。

広い地域を1つの営業所で担当していると、1担当者あたりの物件数も多く対応に時間がかかるかもしれません。

またハウスメーカーの公式サイトでアフターサービスのページが充実しているか確認するのもおすすめですよ。

アフターサービスの口コミ評判をチェック

一番の判断材料はやはり実際に住んでいる人のリアルな声です。

ハウスメーカーで建てた知り合いがいるならぜひ話を聞いて、良い担当者なら紹介してもらってください。

近くにいない場合は、オリコン顧客満足度などのアンケート調査もある程度参考になります。

アフターサービスの質は担当者に左右される面もありますが、顧客満足度の高いハウスメーカーはそれだけ体制がしっかり整っていると考えられるからです。

もちろんハウスメーカーはアフターサービス保証だけで選べません。

>>工務店も含めた施工会社の選び方はこちらを参考にしてください。

アフターサービス保証で選ぶおすすめハウスメーカー5社

アフターサービス保証で選ぶおすすめハウスメーカー7社

最後にアフターサービス保証が充実しているおすすめハウスメーカー5社をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

アフターサービス面でおすすめハウスメーカー5社

スウェーデンハウス

スウェーデンハウスのロゴ
会社名株式会社スウェーデンハウス
特徴グッドデザイン賞受賞の高いデザイン性と高気密・高断熱な住宅品質が魅力
保証期間最長20年
(初期保証10年+延長保証10年)
※10年目の有償メンテナンスが条件
定期点検3ヶ月・6ヶ月・1年・4年・7年・10年目に無料点検
10年目以降は任意で5年ごとに無料点検
対応窓口全国のお客様センター
(受付:9:00〜18:00)
スウェーデンハウス概要

スウェーデンハウスは顧客満足度が高いことで評判のハウスメーカーです。

オリコン顧客満足度では2015年から9年連続で総合1位を獲得しています。

保証期間は最長20年までとハウスメーカーの中では比較的短いですが、50年間「無料」の点検体制がある点が魅力です。

品質に自信があり、担当者の手厚いアフターサポートもあって顧客満足につながっていることがうかがえます。

ヘーベルハウス

ヘーベルハウスのロゴ
会社名旭化成ホームズ株式会社
特徴鉄骨造やALCコンクリートを用いた耐久性の高い住宅
保証期間最長60年
(初期保証30年+延長保証30年)
※30年目の有償メンテナンスが条件
定期点検1年・2年・5年・10年・20年・30年目に無料点検
30年目以降は任意で5年ごとに無料点検
対応窓口アフター専用窓口
(24時間365日受付)
ヘーベルハウス概要

ヘーベルハウスは担当者の評判が良いことで有名なハウスメーカーです。

オリコン顧客満足度調査では鉄骨造部門で2016年から8年連続1位を獲得しています。

初期保証30年と業界でもトップクラスの長期保証で、外壁と屋根の耐用年数も30年なので基本メンテナンスフリーです。

独特の四角いデザインと高価格な点は好みが分かれますが、長く安心して住みたい方にはおすすめしたいハウスメーカーですよ。

積水ハウス

積水ハウスのロゴ
会社名積水ハウス株式会社
特徴業界最大手のハウスメーカー・トップクラスの施工実績
保証期間最長永年
(初期保証30年+延長保証永年)
※30年目の有償メンテナンスが条件
定期点検30年目まで5年ごとに無料点検
30年目以降は任意で10年ごとに有料点検
対応窓口アフター専用窓口
(24時間365日受付)
積水ハウス概要

積水ハウスは業界最大手のハウスメーカーです。

豊富な施工実績からアフターサービスのノウハウを蓄積し、サポート体制もしっかり整備されています。

アフター専用窓口のオーナーデスクは定休日や夜間も受付可能で安心です。

また業界でも数少ない永年保証となっており、10年ごとの有償メンテナンスは必要なものの、住宅がある限りサポートを受けられますよ。

住友林業

会社名住友林業株式会社
特徴林業に強み・高級感のある木の家が魅力
保証期間最長60年
(初期保証30年+延長保証30年)
※30年目の有償メンテナンスが条件
定期点検3ヶ月・1年・2年・5年・10年・15年・20年・25年・30年目に無料点検
30年目以降は任意で5年ごとに無料点検
対応窓口アフター専用窓口
(24時間365日受付)
住友林業概要

住友林業は創業300年以上の歴史ある企業で、安定した基盤とブランド力が魅力です。

アフターサービス保証をみると、構造部分に加えて住宅設備も10年保証がついています。自然故障なら引き渡し後10年間は無料で修理・交換可能ですよ。

相談窓口はコールセンターに一元化されていてわかりやすく、24時間365日対応なので安心です。

木造住宅に長く安心して住みたい方はまず選択肢に入れたいハウスメーカーですね。

一条工務店

会社名株式会社一条工務店
特徴近年着工棟数を大幅に伸ばしている勢いのあるハウスメーカー・高性能な住宅が魅力
保証期間最長60年
(初期保証30年+延長保証30年)
※30年目の有償メンテナンスが条件
定期点検30年目まで5年ごとに無料点検
30年目以降は任意で10年ごとに有料点検
対応窓口専用アプリ
(24時間365日受付)
一条工務店概要

「家は、性能。」がキャッチフレーズの一条工務店は業界トップクラスの高品質な住宅が魅力です。

2022年・2023年と着工棟数を大幅に伸ばし、業界最大手の積水ハウスや大和ハウスを追い越す勢いで成長しています。

アフターサービス面では専用アプリを導入したことが話題になりました。

トラブル時の連絡はもちろん、アフターメンテナンスの依頼や太陽光発電の充電量の確認、住宅消耗品の購入まで可能です。

ハウスメーカーのアフターサービス保証面での選び方まとめ

ハウスメーカーは法律で定められた10年保証に加え、独自のアフターサービス保証を用意しています。

各ハウスメーカーで最長保証期間や点検の有償・無償の基準が異なるので、事前に情報収集してしっかり比較しておきましょう。

特に契約してからは打ち合わせに忙しく、細かな点の確認もれが多くなります。

ハウスメーカー担当者との認識のずれは引き渡し後のトラブルの原因になるので、本記事を参考にアフターサービス保証のポイントをチェックしてみてくださいね。

  • 近くにハウスメーカーの評判を聞ける知り合いがいない…
  • 1社1社資料を取り寄せて確認するのが面倒…
  • 専門家に相談しながら決めていきたい…

ハウスメーカーのことを調べるのに何から始めればいいかわからない方は、以下の資料一括請求サイトがおすすめです。

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この記事を書いた人

■略歴
学院まで建築学を専攻し、ハウスメーカーでの実務経験を経てWebライターとして独立。

■主な保有資格
・二級建築士
・福祉住環境コーディネーター2級
・整理収納アドバイザー1級

■主な実績
インテリアメディア記事執筆、住まいのコラム執筆など。詳しくは吉本えりポートフォリオを参照ください。

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