- 注文住宅と建売住宅の違いってなに?
- 注文住宅と建売住宅どっちがいいの?
- 注文住宅と建売住宅のメリット、デメリットが知りたい。
こんな疑問をお持ちではないでしょうか。
はじめて家を買う方にとって、注文住宅と建売住宅はどちらが良いのかわかりにくいですよね。
注文住宅、建売住宅を購入したけど後悔した、という口コミも多くあり判断に迷われると思います。
この記事では、注文住宅と建売住宅の違いやメリット、デメリット、どちらを選ぶかの基準を解説します。
自分が買うならどちらが良いのか、判断材料に使っていただければ幸いです。
大きなポイントの1つは土地を持っているかどうか
家を建てるとき土地を持っているかは重要なポイントになります。
土地を持っているのであれば、注文住宅を選ぶ事が現実的になります。
土地と建物を買う場合、予算によっては建売住宅も検討候補になります。
土地を購入する場合、多額の費用がかかります。どのような費用がかかるか知識を持っておきましょう。
- 土地代金
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契約時に5~10%の手付金を支払います。決済時に残金を支払うのが一般的です。
- 諸費用
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- 仲介手数料:土地の売買を仲介した不動産会社に支払います。
土地価格が400万円を超える場合、土地価格の3%+6万円が仲介手数料の上限になります。 - 収入印紙代:不動産売買契約書に貼り付けます。
収入印紙代はおおよそ1万円です。 - 解体撤去費用:購入する土地に建物がある場合に、撤去する必要があります。
建物や撤去する物が無ければ必要ありません。
- 仲介手数料:土地の売買を仲介した不動産会社に支払います。
注文住宅と建売住宅の違い

- 注文住宅:土地を買って家を建てる。入居までに時間がかかる。
こだわりを持って家を建てたい方、入居を急いでいない方は注文住宅。 - 建売住宅:土地付きで建築済みの家を買う。入居まで早い。
建っている物件を見たて決めたい方や、早く入居したい方は建売住宅。
大きな違いはこの2点です。
注文住宅でも建売住宅でも、新築住宅には10年保証が義務付けされています。
保証についてはどちらを購入してもアフターサービスを受けることができます。
注文住宅と建売住宅の入居までの流れ
■注文住宅に入居するまでの流れ
注文住宅の建築から入居まで、平均15カ月と言われています。
■建売住宅に入居するまでの流れ
契約までの平均が6カ月~8カ月。契約から入居まで2カ月~3カ月と言われています。最短1カ月で入居される方もいるそうです。
注文住宅と建売住宅の比較
注文住宅 | 建売住宅 | |
---|---|---|
コスト | とことんこだわった家が建てられる分、コストは高め。メリハリをつけることでコスト調整は可能です。 | 注文住宅と同じぐらいの規模でも、安く買うことができる。 |
プランの自由度 | 材料や色、部品やデザインまで、細かくこだわることができ、自由度が高い。 | 基本的に仕様の決まった家を買うので、自由度は無い。建築中の場合、内容によっては変更がきく事もある。 |
ローン | 土地と建物、それぞれ別でローン契約をする。 | 土地と建物を1つにまとめてローン契約をする。 |
契約内容 | 土地の売主と売買契約。建物は施工会社と工事請負契約を交わす。 | 売主と売買契約を交わす。 |
入居までの期間 | 土地探し~竣工まで工程が多い。その分、入居までの期間が長い。平均15カ月。 | 購入する家が決まれば早い。契約から平均2カ月程度。 |
注意点 | 予算オーバーに注意が必要。 | 欠陥住宅に注意が必要。 |
注文住宅と建売住宅のメリット、デメリット
注文住宅と建売住宅、どちらが優れているとは言えません。
予算やこだわり、立地や物件によって決める方が良いでしょう。
注文住宅のメリット、デメリット
- 間取りや内装、外装のデザインが自由に設計できる。
- キッチンやお風呂、トイレなど設備や建築材料が自由に決められる。
- 将来的なリフォームを想定した設計が可能。
- 建築過程が確認できる。
- 価格複雑で、予算オーバーしやすい。
- ローンを組む手間がかかる。
- 仕上がりイメージがしづらい。
- 建築に時間がかかるので、すぐに入居できない。
建売住宅のメリット、デメリット
- 価格がわかりやすい。付帯工事が無ければ、価格増加する事はほとんど無い。
- ローンを組むまでが早い。
- 住宅会社との打ち合わせを行う手間が少ない。
- 実物を見て触って確認する事ができる。
- すぐに入居ができる。
- 間取りの変更ができない。
- デザインや設備が決まっている。
- 建築材料が変えられない。
- 建築過程を見る事ができない。
注文住宅と建売住宅はどちらが向いている?
立地、間取りや設備、デザインが希望に合えば建売住宅も検討できます。
この先、長い期間暮らしていく家なので、こだわりを持った家にしたい方は注文住宅がおすすめです。
注文住宅と建売住宅で迷ったら?
まずは、今後どのような暮らしがしたいか書き出すなどして、希望を明確にしましょう。
住宅ローン借り入れシミュレーションなどを使って、ローン返済のイメージも持っておくとよいでしょう。
不動産の情報サイトや住宅情報誌で、たくさん物件の情報が得られます。
いろいろな情報を見ることで、相場もわかってきますし、物件探しも同時に行えます。
たくさん情報を見て物件や相場の知識を蓄えましょう。
相談窓口がある不動産情報サイトもあるので利用してみるのも一つの手です。
無料で相談ができ、家探しや疑問点の解消のサポートをしてもらえます。
自分で情報を集めるのは時間がかかるので、相談窓口にお願いするのはおすすめの手段です。
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