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注文住宅の資金計画の立て方と必要な費用をくわしく説明します

住宅購入の資金計画

住宅を購入するにも、どんなお金が必要かわからない。そんなお悩みをお持ちではありませんか?

注文住宅を建てるには、土地代や建物代、その他諸経費など何千万円というお金が必要です。

家を建てたら終わりではなく維持費も必要ですし、数十年続く住宅ローン返済も始まります。

ローン返済や家の維持費で生活が苦しくなってしまったら、マイホームを購入したことに後悔をしてしまうことにもなりかねません。

そのようなことにならないように、住宅購入の資金計画を立てる必要があります。

この記事では、資金計画に必要なことや気を付けることを説明していきます。

目次

資金計画に必要な項目

住宅とお金

住宅購入の資金計画を立てるとき、何が必要かを把握しておく必要があります。

「家を建てるために必要な費用」「家を建てた後に必要な費用」があります。

家を建てるために必要な費用
  • 諸経費(各種手数料、火災保険、引っ越し費用など)
  • 付帯費用(庭、駐車場、門、水道管、ガス管工事など)
  • 土地費用
  • 建物の工事費
家を建てた後に必要な費用
  • 毎年の固定資産税、都市計画税
  • 家のメンテナンス費用
  • 火災保険料(更新)

資金計画を立てるときは、土地や住宅の費用だけでなく、家を建てた後にも必要な費用があることを知っておきましょう。

毎月支払うローン以外に、税金やメンテナンス費用の積立をしておくことが重要です。

資金計画を立てる

住宅購入の資金計画

どのような物に費用がかかるかわかったら、実際に資金計画を立てていきます。

住宅購入には何千万という費用がかかるため、ほとんどの方は一部を自己資金にし、残りの大半を住宅ローンで返済していきます。長期間に渡って返済をしていくため、なかなかイメージが付きにくいものです。

ステップを3つに分けて考えていくとイメージがつかみやすくなります。

  1. 自己資金がどれだけ準備できそうか。
  2. 毎月どれぐらい返済できそうか。
  3. 今の年収でいくら借入できるか。

自己資金の額を決める

自己資金とは、住宅ローン以外に用意する現金です。頭金や諸費用に使うお金と考えてください。

普段の生活に支障がでないように生活費の3カ月~6カ月分の貯蓄と教育費など、計画のある費用を除いた金額が自己資金となります。

諸費用の支払いは現金が必要になり、自己資金でまかなうことになります。

無理なく返済できる金額を計算する

賃貸住宅に住んでいる方なら、月々の家賃や共益費、駐車場代がローンの返済額になるイメージです。

返済額から借入ができる額を計算することで、無理のないローン計画を立てることができます。

今の家計を見直しながら、無理のない返済額を算出しましょう。

今の年収から無理なく借入できる金額を知る

住宅ローンを借り入れするとき、金融機関は借主の年収や勤続年数、完済時の年齢、返済負担率、カードローンの状況などを調べます。

なかでも「返済負担率」は借入可能額を決める重要な値です。

返済負担率は「年収に対する年間返済額」のことです。

カードローンや自動車のローンなどある場合も、返済負担率の割合に加えて計算されます。

一般的に無理なく返済を続けられる返済負担率は年収(手取り)の20%~25%とされています。

■例えば年収500万円の世帯で、 返済負担率 を20%とした場合の計算。

手取り約420万円 × 20% ÷ 12か月 = 7万円

7万円 × 12か月 × 35年 = 2940万円

年収500万円の場合、無理なく借入できる金額は2940万円となります。

住宅ローンは借りれる額ではなく、返済できる額から借入する金額を決めることが大切です。

住宅ローン返済以外に固定資産税、都市計画税といった税金も毎年納税します。

また、外壁の塗り替えや屋根、設備のメンテナンスなど、将来的に大きなお金が必要になります。

ローン以外にかかる費用も考えながら、毎月の収支は黒字を守れるように設定することが大切です。

頭金をどれだけ準備するか

住宅に必要なお金

住宅ローンで借入する金額がわかったら、頭金をどれだけ準備するか考えます。

全国の平均値を表にまとめたものが以下になります。

住宅の種類頭金(手持金)
単位:万円
住宅購入費に対する割合
注文住宅619.017.5%
土地付き注文住宅440.514.8%
建売住宅247.37.0%
マンション758.116.7%
中古戸建198.78.0%
中古マンション343.411.6%

参考:住宅金融支援機構 フラット35利用者調査

住宅金融支援機構が公表している2020年度の資料では、頭金(手持金)は住宅ローンで借りる金額の10%~18%が一般的です。

条件にもよりますが、頭金0円でも住宅ローンの契約をすることが可能になってきました。

頭金を0円にできても、住宅購入にかかる諸費用は現金で必要になりますので注意が必要です。

住宅購入に必要な諸費用はこちらの記事でくわしく解説しています。

家を建てた後の維持費

家と土地の費用を支払えば終わりではありません。

家には維持費がかかります。

外壁塗装などの修繕費は100万円前後のまとまったお金が必要になることもあります。

住宅の維持費がどれぐらいかかるかというと、30年住んだとして550万円~800万円程度のお金がかかると言われています。

家の維持費も資金計画の1つとして考えておきましょう。

固定資産税、都市計画税
持ち家は毎年、固定資産税、都市計画税がかかります。
毎月1万円~2万円を目安に積み立てしておきましょう。
修繕費
一戸建ての場合、10年に一度の割合で外壁、屋根のメンテナンスが必要になります。
30坪の外壁塗装で100万円前後が相場になります。
他にも床や壁紙や水回り、ガス給湯器や家電製品など、全ての物にメンテナンス費用がかかってきます。
保険料
火災保険、地震保険を更新する場合に費用が必要です。

無理のない資金計画をたてるためにやること

無理のない資金計画を実現するには、住宅の見積もりを抑えることも重要です。

失敗しない見積もりの取り方として、複数の住宅施工会社から見積もりを出してもらって比較することがあります。

複数の施工会社から見積もりを出してもらうことで、注文住宅の相場がわかります。

ハウスメーカーや工務店によって人件費や仕入れ先が違うため、同じような設備や仕様でも値段の差がでてくるのです。

タイミングにもよりますが、数百万円単位で得をして注文住宅が建てられることも少なくありません。

想定よりも安くなれば、住宅ローンの支払いも少なくすることができるので、生活も楽になります。

長期優良住宅にすると、減税や補助金など優遇措置を受けることもできるので検討してみるとよいでしょう。

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